株式会社ナピルEMS PRO(高圧発電所向け)
再生可能エネルギーの普及拡大、および蓄電池システム(BESS)の価格低下に伴い、中小規模の太陽光発電設備における蓄電池併設が一般的になりつつあります。
安定的な運用や高度な出力制御、さらには需給調整市場への参画を実現するため、信頼性の高いエネルギーマネジメントシステム(EMS)が求められています。
低圧の太陽光発電と蓄電池を組み合わせた設備に、「EMS LITE」を導入しました。クラウド管理とローカル制御を組み合わせることで、日常監視から遠隔制御、出力調整まで多様な要求に対応しています。
システム構成
- 導入当初は G シリーズ制御装置「ENE-G100」 を設置し、太陽光発電設備および蓄電池の基本的な監視・制御を実現していました。
- その後、より高度な制御要求(出力制御、アグリゲーション連携、ローカルロジック強化など)に対応するため、制御装置を 最新モデル「ENE-G300」 にアップグレード。G300はLTE/LAN/RS-485 など多様な通信インターフェースと高い処理能力を備え、PCS(パワーコンディショナ)・BMS(バッテリーマネジメントシステム)との高信頼な連携を実現しています。
- 現在は G300 と ENE クラウドの連携構成により、現地‐クラウド間のデータ通信、指令送信、ローカル制御の高度化を実施しています。
主な機能
- 遠隔監視・遠隔制御:クラウド上から PCS/BMS の状態把握と制御が可能。
- 太陽光+蓄電池 併設設備対応:ハイブリッド構成に最適化された制御ロジックを標準搭載。
- 出力制御:電力会社の指令や市場シグナルに応じた出力調整に対応。
- アグリゲーション(VPP 連携):低圧設備を含む複数拠点の統合制御が可能で、仮想発電所への参加も視野に。
- データ管理(クラウド/ローカル):G シリーズでローカル保存しつつ、クラウドへ自動同期。データの冗長性を確保。
対応規格・連携性
- OpenADR 2.0b 対応:需給調整市場・DR 事業者とのシステム連携が可能。
- 上位 SCADA との連携にも対応し、大規模監視システムへの統合が容易。
- 現地操作用の HMI(ローカル画面) を搭載し、現場での確認・操作もスムーズ。
- すべてのクラウドデータは 日本国内データセンターにて保管 し、セキュリティとデータ主権を確保。
導入効果
- 安定運用の実現
- 需給調整市場への参画性向上
- 運用・保守業務の効率化
- エネルギー利用効率の向上
お客様の声:
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「EMS LITEの導入により、出力制御の柔軟性と応答性が大幅に向上しました。クラウド画面の操作性も高く、運用・保守の効率が確実に改善しています。」
— 発電所 運用管理責任者



